ひみつ日記

タフガイのタフガイによるタフガイのための日記です。
おもに生まれてすみませんとか書いてます。

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■ 2007/01/18
    先日友人と餅を食べていたのだが、
    「餅ってモチモチしてるからモチっていうらしいよ」
    と言われた。
    モチモチしてるからモチ……。
    どんだけ低水準なトリビアなんだ。
    と思ったのだが、よくよく考えれば古代の人が、
    「これってモチモチしてるからモチって呼ばね?」
    とかって決まった名前が千年単位で受け継がれているのかと思うと、なかなか歴史的に味わい深いような気がしてきた。

    とはいえ、これから一生モチを食べるたびに、
    (……モチモチしてるからモチ……)
    と心によぎるのかと思うと、なんだか生きるのが微妙に嫌になってくる。

■ 2007/01/11
    親知らずを抜いた。今回二本目。
    それはいいのだが、また歯科衛生士の人が美少女だった。
    麻酔が効くまでの間に話しかけられた。
    「定金さんが来る時はいつも雨が降ってますねー」

    うーむ……。このようなことがわたくしの人生に生じて大丈夫なのか。
    わたくしのような敗北者のエリートが、美少女から話しかけられるなど。
    こんな幸運は、中学の頃、当時気になっていた子に名札の裏のボタンを拾ってもらった時以来のことである。
    禍福はあざなえる縄のごとしで、あの時は翌日、不良の人にファミコンソフトをカツアゲされた。
    今回はいったいどうなることやら。

    と思っていたら、やはり災難に見舞われる。
    なにわ食いしんぼ横丁で購入した激辛せんべいを食べたところ、翌日に尻が炎上。
    トイレで悶絶ですよ。

    まあ、しりが燃えるぐらいで良かった良かった。
    と、あっさり不幸を受け入れられるところがまさに負け組のエリート。

■ 2007/01/06
    福袋を買ってみたのだが、中を見るとショッキングピンクのダウンジャケットが入っていた。
    ピンク……。
    それもほんとにショッキングなほどのピンク。
    うーむ、どうしたものか。
    いくらぼくがラブリーだからとはいえ、店の人もぼくを買いかぶりすぎではなかろうか。

    とはいえもったいないのでショッキングピンクのダウンで外出してみた。
    が、道行く人々の視線が、
    (……ピンクかよ……)
    (いくらなんでもピンクはないだろ)
    (志村ぁ! ピンク! ピンク!)
    と言っているような強迫観念に駆られ、人混みの中もじもじしている自分。

    そんな年始。

■ 2006/12/29
    そういえば今回はディズニーシーにも行ってた。
    なんと人生初ディズニー。
    ディズニーランドに行ったことがないと聞いた通りすがりの親切な人が、ぼくを夢の国に連れて行ってくださったのだった。
    ありがとう優しい人よ。
    それにしても、ディズニーはまさしく夢の国だった。
    遊園地とは全然違いますね!
    なんて言うか、海外旅行してるみたいな感じ。日常から切り離されてて、別の場所に行ったみたいな。想像してた3倍増しぐらい楽しかった。超はまった。今まであなどっててすみません。タワー・オブ・テラーにもう一回乗りたいです。

    あと、あれはほんと繰り返し行きたくなりますね。
    望郷の念みたいな感じだ。あそこにもう一度帰りたい、みたいな。
    なもんで、
    「もしかしたらぼくはディズニーで生まれた妖精なのかもしれません」
    と親切人にメイルしたところ、
    「……今すぐ病院に行ってください」
    という心からぼくの身を心配するメイルをいただいた。

    持つべきものは友、という話である。

■ 2006/12/25
    昨日は世間では何らかの記念日だったようだが、わたくしにとってはディープインパクトのラストランの日でしかないのだった。
    いやはやほんとに凄い馬だった。
    個人的印象度ではシンボリルドルフやサイレンススズカを超えた。
    ダービー馬や天皇賞馬があんな一瞬で置いていかれてしまうシーンなんて見たことないですよ!
    ほんと、風みたいな走り方をする馬だった。もう一回凱旋門賞見たかったなあ。

    仏像のフィギュアを買った。
    どうしても帝釈天像(たぶん東寺のやつ)が欲しかったので、超まとめ買い。
    でも入っていたのは風神雷神ばかりだった。
    サンタもぼくを見放したということか、といじけるバリエーションは35歳にしてなお増加する一方。

■ 2006/12/23
    東京では某所の格闘編集と再び飲んでた。
    そして再び、5時間ほどプロレス話をして終わった。
    計12時間。
    いい大人がこんなことでいいんでしょうか。
    ところでこの担当さん、本人も認めていることだが、声と話し方が異常に北斗晶に似ている。
    この時点で、ぼくの中ではもう敏腕編集決定である。
    で、クリスマスが近いこともあって、
    「私の健介が見つからねえ……」
    というのが口癖になっているようである。
    残念なお知らせですが、佐々木健介のような男はこの世に二人もいませんよ。
    あの男気と筋肉には、さすがのぼくもあと一歩及びませんよ。

    といったことを日記に書いてよいですかと聞いたら、
    「代わりにうちのサイトにリンクしてください」
    と言われた。
    一冊も書いてないぼくがレーベルのサイトにリンクするのもおこがましいので、ブログにリンクしておくことにする。

    格闘司書のブログ

■ 2006/12/19
    東京に行ってた。
    出版社のパーティに出席するためだった。
    事前の調査によると知り合いが一人も参加しない様子だったのだが、マツバラさんと某担当さんが出席してた。
    マツバラさんから、アヒルのしりの形をした栞を誕生日プレゼントとしていただいた。
    「この世で最も可愛いものはアヒルのしりとくちばしである」
    と大いに主張するぼくの嗜好を的確についたプレゼントであると言えよう。

    その後、出版社の金で箱根に取材に行った。
    お土産屋で、1メートル以上はある巨大ふ菓子を見かけた。
    すばらしき恥ずかしアイテム。
    プレゼントのお返しとして、これは間違いなく買うべきだった。
    ていうか、すかさず買った。
    飲み会の帰りに長時間電車に乗らねばならないマツバラさんの事情を的確についた見事な辱めプレゼントであると言えるはずだった。

    なんと、小田急で箱根から帰る時の自分の方がもっと恥ずかしかった。

■ 2006/12/09
    今年ももうすぐ終わりですね。
    作家生活15年目のシーズンが終了。
    いやはや、それにしても今まで色んなキャラを書いてきたものです。
    ヘンなお姫さまと青年の話ばかりで我ながらよくもまあ。

    お世話になったキャラクタ達には、それぞれ色んな思い入れがありますよ。
    動かしやすさという点で一番ラクだったのは、エルシードとヴァレリー、ベレンガリアとリチャード、そして和と皆見かなあ。
    動かしやすけりゃー良いってもんでもないんですけど。

    和は、あまりにも変人で変態だったので愉しかった。
    あれもやはり「ヘンなお姫様と、それに巻き込まれる青年」なんですよね。じつは。
    和がヘンなお姫さまで、皆見が青年という変化球。
    性別が逆転して見えるのがなんか面白い。楽しみにしてくれてる人も多いし、ヤツらにはまたしっかり働いてもらわねば。あんな変態はそうそう作れないしなー。あと、ベレンガリアにもいずれどこかで働いてもらいたいですよ。ジハードでは出番が少なくてもったいなかった。なんとなく、ヘンさの度合では一番なような気もするし。考えれば考えるほどもったいない気が。もしかしたら、彼女主役の話を書くかも。

    現在は、次回作としてファンタジー大河歴史物って感じの作品を書いてます。でも苦戦中。
    例によってヘンな王女さまが主人公です。
    エルシード達とはまた違った形にヘンです。和ほど異常ではないかもしれませんが、相当ヘンです。
    もしやぼくの特技は、ヘンな人を書くことなのか。
    やな特技。

■ 2006/12/06
    某所で担当さんが退職されるということで、担当の引き継ぎがあった。
    新担当は、なんとプロレスファンで小橋ファンの若い女性だった。
    7時間ぐらい居酒屋で飲みながら話していたが、ほとんどが小橋建太関連の会話だった。
    仕事の話をほとんどしてない気がする。
    いやはや、じつに良い人でよかった。

    人間を判断する材料が明らかにどうかしているが、それにもだんだん気づかない状態に落ちつつある。

■ 2006/12/02
    某編集さんが誕生日プレゼントを送ってくださった。
    どういうわけか、バスローブ。
    おそらくは、バスローブ+ブランデーグラス姿でインタビューを受けるキングカズにぼくをなぞらえてのことであろう。
    いやはや最近は編集者も目が肥えてきた。わかってきた、と言ってもいい。
    仕方がないので風呂上がりにスタンドミラーの前に腰掛け、グラスを傾けつつバスローブをまとってみると、鏡に映る姿はキングカズというよりはむしろバカボンの浴衣姿に似ていた。

■ 2006/11/30
    誕生日だった。
    我ながらおめでとうございました。
    で、当日、編集さん方と飲み会だった。
    誕生日当日に編集と打ち合わせ&飲み会でも平気なわたくし。しかしもはや何も言うまい。ここの読者はみんなわかってくれているに違いない。

    相変わらずグーグーガンモ編集のSさんが超面白かった。
    コーヒーしか飲んでないのに、誰よりもテンションが高くなってた。
    「Sはグーグーガンモなので、コーヒーで酔っぱらえるのです」
    とか他の編集さんに言われていた。まったくうらやましい話だと言えよう。それにしても整った顔立ちをしたSさんが何故グーグーガンモと呼ばれてるんでしょうか。
    で、コーヒーで酔っぱらったSさんは、
    「私はつぶあんが許せないんです!」
    「断然こしあん派ですよ! つぶつぶがイヤなんです!」
    「でもアンパンマンはつぶあんだそうなんですよ!」
    「まったく、やつは許せませんよ!」
    「『これを食べて』とか親切っぽく言われても、こっちからお断りですよ!」
    と、あまりにもわけのわからない逆ギレをしていた。
    なんというか面白すぎた。
    世の中には、わたくしなどよりもずっと病んだ人がいるのだ。
    まだまだ自分などヒヨっ子なのだなあと思い知らされた素晴らしい誕生日であった。

■ 2006/11/24
    そんなわけで新刊が発売になります。
    「ユーフォリ・テクニカ 〜王立技術院物語〜」
    というタイトルです。
    ぼくの作品の中では「ブラックランド」にいちばん近いお話です。ただ、主人公二人とその周りの関わり合いは「ジハード」や「kishin」に近いかも。まあ、いつも通り、ちょっとヘンな女の子と、それに巻き込まれる青年のお話です。ちなみに主人公の名前はエルフェールといいますが、ロボやエルシードとはなんの関係もないのでご承知おきのほどを(笑)。
    ブラックランドではチェスで闘ってましたが、今回は電気工学に近い技術研究で争うお話です。主人公のエルフェールというヘンな王女が、研究に汗水血尿血涙等々流して頑張るのです。
    個人的には、今まで書いた作品のうちでも相当気に入ってて、書きあげた後も感情移入できた作品なのです。楽しみにしていただければ幸いです。

■ 2006/11/20
    本日未明ごろ、自宅で今期初おでんを執り行った。
    いやっほう。
    「おでん♪ おでん♪ おでんデンデンデデンデン、うっひょー」
    などと明け方に呟きながら熱々のおでんを食べた、というメイルを年末で多忙な会社員の友人に送ったところ、
    「幸せそうやね……」
    という心にしみ入る返事が返ってきた。

■ 2006/11/17
    掲示板に、
    「やはり国も先生のダンディさを、放ってはおけなかったみたいですね」
    という書き込みがあった。
    まったく、話のわかる読者を持ったものだ。
    確かに、とうとうぼくのダンディズムも国家にまで注目されるようになったかと思うと、感慨に目を細めざるをえない。
    男として、依頼には男らしく応えようと思う。
    ただ問題点を挙げるならば、このぼくが十人もの前でまともに発言できるだろうか、緊張でお腹が痛くなったり舌を噛み切ったりするんじゃないか、という点だ。

    ところで、新刊の作業がようやくすべて終了。
    近々トップに画像を載せます。

■ 2006/11/08
    国から、
    「あなたは検察審査員の予定者に選ばれました」
    という連絡が来てた。でもカリスマニートであるぼくには、いまいちよく意味がわからなかった。
    「検察審査会とは、選挙権を有する国民の中からくじで選ばれた11人の検察審査員が一般の国民を代表して検察官が被疑者を裁判にかけなかったことのよしあしを審査するのを仕事とするところです」
    と説明されてたが、バカなのでやはりよく意味がわからなかった。
    ぼくはいったい何をすればいいんでしょうか??

    でも、なんか面白そうなので資格調査票はちゃんと返送してみた。

■ 2006/10/26
    携帯電話を使うようになって二年目に突入。
    先日ははじめて一日に十通以上のメイルを打った。
    まさか自分がここまで携帯電話を使いこなせるようになろうとは。

    そういえば、実は5年ほど前にも一度PHSを持ってたことがあった。
    でも、待ち合わせの時に使うぐらいで、通話やメイルなどにはほとんどまったく使ってなかった。で、あまりにも料金がもったいなかったので、即解約。
    DDIだったかの店で解約の旨を伝えたところ、
    「よろしければ、ご解約の理由をお聞かせ願えませんか」
    と店員のお姉さんに訊かれた。
    そんなこと訊かれるとは想定していなかったわたくし、ものの見事に取り乱した。サービスに不満など特にあるわけもなく、結局ぼくは焦った挙げ句、咄嗟に、
    「あ、いや……えーと……電話かける相手がいないもので……」
    などと返答してしまった。
    無言で応じる店員のお姉さん。
    さらに無言のわたくし。
    しんと静まりかえる店内。

    思い出すだに空恐ろしい体験である。

■ 2006/10/18
    いよいよぼくが住んでる地域でも、市指定のゴミ袋を使うことが義務づけられるようになりました。
    が、ぼくの住んでるマンションは、事業所として民間のゴミ回収業者と契約しているので、普通のポリ袋でOKなのですよ。青いやつだろうと黒いやつだろうと。便利ー。しかも、ペットボトルが入ってようと空缶が入ってようと、何の問題もなくキレイに持って行ってくれるのですよ。
    まあ個人的には、さすがにペットボトルなどは分別して市指定の回収場まで持って行ってますけど。
    でも、たまにめんどくさくなって、普通のゴミと一緒に出してしまったりしますけど。
    さすがは悪のエリート。
    あ、そういえばつい昨日も、朝方に宅急便が来てインターフォンを鳴らしてたのだけど、超眠かったので無視しましたよ。
    フフフ……。
    まったく、そんじょそこらの悪党とは残虐さがひとあじ違う。

■ 2006/10/16
    歯医者に行ったところ、なんと歯科衛生士の人が美少女だった。
    美少女に歯を磨いてもらった。
    そして鏡の前で横に並んで、歯磨きの指導をされた。
    「あ、そこはここをこういう風に持って……」
    「わたしのやり方をよく見てくださいね……ぁが…ぐワが……ん……ってこんな感じで」
    「そうです、そんな感じです!」
    ……楽しすぎる。
    こんな幸福なことがぼくの人生に起こっていいんでしょうか。
    ていうかぼくは大丈夫ですか。
    十年分ぐらいの幸福値を一日で使い果たしてしまったりしてませんか。
    鼻毛が抜けない病気にかかるとか、なんかそういう致命的な事態に陥る前触れなのではありませんか。

■ 2006/10/14
    自宅で飲んでる時に、ふとアイデアが浮かぶことがあります。
    ぼくの場合、そういう時のメモ帳は太ももです。
    紙のメモ帳もちゃんと寝室に用意してあるのだけど、酔ってる時には使わないようにしてるのです。酔って思い浮かんだものを全部書いているとカオスになってしまい、後で何が何だかわからないようになってしまうためです。
    そんなわけで、いったん太ももや腕などに書いておいてから、翌朝に使えそうなものを紙に移植するようにしてるのでした。
    会社を辞めて10年、ずっとこのスタイルですよ。

    で、いま現在の我が肉体に記されている文章(お話のネタは除く)。

    ・人間の動きの根拠となるものにリアリティを与えられるかどうか
    ・動きが人工的に見える理由
    ・ストーリーが無い物語というのも成り立つのではないか
    ・尻カゲル
    ・想像の余地を与える名詞づくり急務
    ・圧力だけで書いたらどんな形になるだろう

    そんなことがぎっちり書き込まれているもも肉。
    客観的に見てみると、耳なし芳一のようで怖い。

    「……身体にマジックでいっぱい落書きしてても何の問題もないってあたり、我々を涙ぐませるものがありますね」
    と、既婚者の知人に温かく突っ込まれる。

■ 2006/10/03
    驚くべき一日だった。
    朝から土手の階段に座ってぼんやりしてたら、なんとそれで一日が終了。
    それも仕事のネタを考えていたとかならいいが、頭にあったのは晩ご飯を何にしようかとかぐらいだった。
    生き様が男前すぎる。

    そんな理由からではないが、帰りに男前豆腐店の豆腐を買った。
    ここの豆腐は、豆乳の生クリームを固めたみたいな感じで烈しく美味いのであった。
    村上龍のカンブリア宮殿に社長が出演してたので、知っている人も多いでしょうか。
    たまに気が向いた時に、奮発して酒の肴にするのであった。
    男前のぼくが男前の豆腐を食べる。
    まことに絵になるさまである。

■ 2006/09/27
    15分ぐらいでできる漢の料理しか普段は作らないわたくし、昨夜は珍しくイカリングなど酒のツマミに作ってみた。
    結論から言うと、イカリングがあれほど危険なものとは知らなかった。
    尋常じゃない油ハネをしますよ、あれ!
    油の温度が高すぎたんですかね。ハネさせないコツとか何かあるんでしょうか。
    もう、間欠泉みたいに油が飛び散って、到底コンロまで近づけない状態。

    バチバチバチッッうぉっちゃっちゃっちゃっ!

    と盛大な騒ぎが繰り広げられる深夜の部屋。
    仕方がないので、コンロまでホフク前進ですよ。
    夜中に自宅で一人ホフク前進する三十男……。
    「中隊長どの〜〜!」
    とか呟いて何とか楽しんでみましたが、胸をよぎるむなしさはやはり拭えず、というかむしろ加速の一途。

■ 2006/09/21
    何も書くことがない……。
    最近やったことと言えば、驚邏大四凶殺に出場してたことぐらいですかね。あとは、スーパーで松茸を買ってみたことぐらいですよ。
    作家がこんな波乱のない人生を送ってていいんでしょうか。

    今は12月に出る新刊の直しをやってます。
    先日イラストさん(まだひみつ)のキャララフを見せてもらったんですが、これが素晴らしすぎてよだれを3合ぐらい垂れ流しましたよ! んもうとにかく主人公の女の子が可愛いのですよ! 表紙が待ち遠しすぎますよ!
    他の仕事もそれなりに順調。
    「お、今までやらなかったことがやれそうだな、これは……」
    という所で仕事ができることになったので、今はせっせとそれの準備中です。来年がかなり楽しみですよ。初めて世界づくりに挑戦してる話も来年に出ますし、作家として一つ階段を登れるような年にしたいものです。何というかやっぱし、新しいことをしている時はわくわくするものがありますね。
    支障といえば、ダッシュ文庫の仕事のことぐらいかな。特に書きませんが、いろいろ難しい状況ですねー。
    とはいえ、その分新しい仕事を入れることができるようになったわけで。何をきっかけに良い方向へ転がるかは人生わからないものです。

    そうそう、初めて世界づくりをやってるお話は、大きい歴史の流れの中で人間がいろいろと動くタイプのお話なので、「ジハード」の読者の方はお楽しみにしていただければ。久しぶりにああいう感覚のお話を書いてます。話の内容自体は全然違いますけどー。世界づくりって、今まであまり興味なかったんですが、やってみるとレゴブロックみたいで意外に面白いですね。

■ 2006/09/17
    半ケツ王子という断然クールかつコールドなダジャレが流行りつつある昨今、ぼくも全ケツの季節を去りつつある。
    前も書いたように、ついこないだまでは、自宅で酒を飲んで寝ると無意識のうちにパンツを脱いでしまっていた。
    だが、涼しくなってきたためか、今は目覚めた時も完全パンツ状態である。
    パンツで感じる季節の移ろい。
    美しき日本の四季。

    だんだん自分の立ち位置というものがよくわからなくなってきた。

■ 2006/09/13
    しばらく東北方面を一人旅してた。
    18切符でですよ!
    電車の乗りすぎで腰が相当やばかったですよ。

    そして東京を通過した時に、編集さん方と会っていた。
    酔っぱらったGUGUガンモ編集者Sさんが超おもしろかった。打ち合わせで会うこと2回目にしてもう超おもしろくなった。この方はひょうたんのSさんとは別人なのだが、おもしろさが微妙に近くてツボである。ぼくの中で群を抜くおもしろさと言えよう。
    唐突に、
    「バッファローの顔って馬よりも長いそうなんですよ!」
    とか言い出すので、実に気が抜けない。

    そしてどういう事情からなのか、最近はキリンのことで頭がいっぱいらしかった。
    何がきっかけだったのか、
    「キリンって、長い舌で絡め取るようにして葉っぱを食べるんですよ!」
    「キリンの首って、骨の数は人間と一緒なんですよ!」
    「キリンの睫毛の長さは美少女なみですよ!」
    「キリンは一度座ると立ち上がるのに凄く時間がかかるんですよ!」
    と唐突に熱く語っていた。焼酎をかっくらいながらの熱弁であった。
    で、ぼくが、フーン……、といった感じで応対していると、テーブルを叩きながら、
    「定金さんはもっとキリンについて真剣に学んでください!」
    と怒られる。

    こんなに不可解な理由で怒られたのは、わたくし初めてのことだった。
    まさか34歳にしてキリンのことで叱られようとは。
    人生とは、何が起こるかわからないものである。

    へんな着地点に到達して終了。

■ 2006/08/31
    物語を作る前段階で、お話しの精度や密度について考えることがあります。
    「ルール」の精度と密度、というべきでしょうか。
    設定だとか戦闘だとか推理だとかなどについてのルールだけじゃなく、「この人の心はこういう時にこう動く」みたいな心の動きに関するものも含んだ、物語要素の全般についてのルールです。
    こうしたルールの精度や密度はとても大切なもので、物語の本物感を作るためには不可欠なものなのです。
    でも一方で、その精度や密度が心や物語の運動を制限してしまうこともあるので、なかなか扱いが難しいのです。
    あまりにストイックになりすぎると、動きが縛られてしまうと言うんでしょうか。自縄自縛な感じ?
    とあるマンガで、ゲームのルールが複雑になりすぎた段階で物語が停滞してしまった作品があったのですが、そういう例に近いですかね。整合性に心やドラマが縛られてしまうキライがあるんですよね。「〜してはならない」に縛られて、心の振り幅を大きく取ることができなくなったりすることがあるわけです。人それぞれの感覚と技術があるので、明確な線は引けるわけないのですけど。

    ぼくは今までに「戦記もの」「神話ファンタジー」「ゴシックミステリ系」「熱血少年マンガ」と、なにやら毎回違う性質の話(違う精度と密度が必要な話)を書いてきた(世間に出たものでは)もんで、そのあたりについて、悪い意味で妙に敏感になってしまった気がする。
    いま書いてる話では、ちょっと試行錯誤中。
    精度と密度がうまく調節できていればいいのですが。感覚的な部分も大きいので難しいー。

■ 2006/08/27
    そんなわけ(So-netのサービス停止)で、サイト移転。
    sadakane-ss.netというドメインも取得してみました。
    それにしても、作業が超たいへんだった……。
    めんどくさすぎるよ! サーバのOSが変わると、なんかいろいろ設定やルールも変わるし!
    途中であやうくフォースの暗黒面に堕ちそうになりました。
    こんなことしてる場合じゃないのだが……。おのれSo-net。
    あとロボがちょっとだけバージョンアップしました。

    折田先生像への反響が結構あった。いろいろ情報などもありがとうございます。
    それにしてもこんな日記、京大生(OB)もそんな見てるんですね。
    まったく、京大のレベルも地に落ちたものです。
    優秀なぼくには考えられないことです。

■ 2006/08/26
    こんなページを発見。
    うわー! 懐かしすぎるよ!
    汚された銅像編の写真、ほとんど見たことある!
    あれは面白かったなあ。朝学校に行くと、唐突に像が変身しててえらい笑ったものだ。大学当局の人には申し訳ないけど。
    あー、懐かしすぎた。当時の事とかいろいろ思い出して胸が痛くなったりしますよ。
    それにしても、ラオウ以下の像と文章が面白すぎる。よくこんなの作ったなあ。あとスッパマンへの大学当局のリアクションが粋すぎる。
    いったい誰が作ってるんだろう。

    ところで、
    「日記が何回分か消えてますが何かあったのですか」
    という心配メイルをいただいた。
    そういや、レンタルサーバを探してる話と、珍しく一日に複数の人に会った話を消してた。
    残念ながら何にもないです。
    ぼくなんぞの日常を書いただけの日記を残してても、読む人はつまらんだろうなと思ってるだけで。今までのログでも、人が読んでもしゃーないなと思ったやつはどんどん整理しちゃってます。
    今回はとっとと消しちゃったので目立ってしまいましたね。
    今日の日記も、たぶんそのうち消えてますよ。
    折田先生像知ってる人なんて、あんましいないだろうからなあ。

    あと、前回の日記について、
    「『パンツ』が一カ所だけ『バンツ』になってますが何か意味があるのでしょうか」
    という問い合わせの書き込みがあった。
    残念ながらやはり何にもないです。
    ただの誤字ですよ!
    皆さんぼくの行動に深遠な意味を求めすぎですよ!
    そんな考えて行動してませんよ!
     
    パンツは訂正しました。

■ 2006/08/24
    前にも書いたと思いますが。
    この季節になると、酒を飲んで寝たら98%の確率でパンツを無意識のうちに脱いでしまってる。
    これはなんなんでしょうね。
    朝起きると、いつもブラジャー一丁ですよ。
    なんとかならんもんか。

    とはいえ今となっては、パンツ脱ぎ捨てはもうぼくのアイデンティティに関わってきているような気もしてくる。これほど何度も日記に記しているのだし。何より、98%という確率にそれがはっきりと表れている。
    パンツ脱ぎ捨てを忘れたら、もはやぼくはぼくではない。
    ただのハンサムでしかない。
    これからも自分という人間の誇りをかけて、パンツを脱ぎ捨てていこうなどとも考える。

    あと、スルーされたブラジャー一丁という言葉が涙を零している。

■ 2006/08/19
    自宅で酔っぱらって「熱闘甲子園」を見ていたのですが、つい興奮して丸めた新聞紙で素振りなどしていたところ、テーブルの上のめんつゆを見事にセンター前に打ち返しました。
    部屋中にぶちまけられるめんつゆ。
    泣きながら後始末をするわたくし。
    ふすまに飛び散った跡が血しぶきのようで怖い。
    めんつゆにこんな一面があるとは思ってませんでした。

■ 2006/08/12
    家で一人の時って、人がいたら絶対に口にしないような寒いことをつい口走ってたりしませんか。
    たとえばぼくは、料理でみりんを使う時なんかに、
    「みりんみりん、青空に〜は〜小鳥が歌い〜〜♪」
    などとうっかり口走ってたりする。
    寒い……。

    で、先日友人に「まだ結婚しないんですか」と聞かれた時、
    「結婚というか、恋人というものができるならば、そういう寒いのも許し合えるような間柄がいい」
    みたいなことを答えたところ、
    「恋愛に夢を見すぎですよ」
    と言われる。

    6歳年下の人間にそんなことを諭される34歳。
    じつに非凡かつ魅力的な男である。
    いまや立ち位置が立派すぎるとさえ言えよう。

■ 2006/08/10
    友人にキヤノンの社員で、SEDというディスプレイを開発している人物がいる。
    このディスプレイの原理は、ぼくが学生時代に携わってた分野でもあるので個人的にとても楽しみにしてるのだが、かなり商品化のスケジュールが遅れているらしい。
    実物見てみたいなあ。烈しく見たい。
    初期の製品はたぶん買わないけど。
    高いし……。

    ところでCanonって、キャノンじゃなくてキヤノンなんですよね。
    おどろき。
    言われてみると、キヤノンの方が気取ってない感じがするし、文字の大きさのバランスもいい気がする。
    印象って大事。
    へなちょことかも、へなちよこと書くとちょっと可愛く見えるし、うつかりと書けば、さほどうっかりしてない感じがする。
    反面、おつぱいとかぎゆうにくとかは興が削がれるのでどうにか避けたいものだ。

    ……こういう時に例としてスッと出てくる単語には、その人の人格などが現れるというが、あらためて上の例を見るに、残念ながらなるほどと思わざるをえない。