ひみつ日記

タフガイのタフガイによるタフガイのための日記です。
おもに生まれてすみませんとか書いてます。

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■ 2005/09/05
    いやはや、長らく休んだ。
    ちょっと郵政民営化について検討するのに忙しく、日記を書くヒマがなかった。
    切ないほどウソである。

    わたくし、今回の作品では、おっぱいのありがたみというものを学んだ。
    今回は実験的に、女性キャラを女性的な象徴を持たぬ存在として書いてみた。
    登場人物に対して一定の感情が惹起される条件として、(ライトノベルにおいても)性的な象徴は二次的な要素しか持たないのだということを証明したかった。
    うむ。いかにも後づけ理由っぽくてよろしい。ていうか実際後づけ。
    確認できたこともあったし、思い通りにいかないこともあった。
    苦労したが面白かった。制限がある分、かえって面白い形に作れた。と同時に、象徴(おっぱいのみならず性格的な記号も含め)というのはベンリなものだったのだなと思った。
    われながら勢いにまかせてテキトウなことを書いている。

■ 2005/08/22
    フロアチェアを物色していたところ、(↓)のようなブツを発見。

    http://lalabitmarket.channel.or.jp/goods.html?id=02939

    ほ、欲しすぎる! 欲しすぎて死ぬ!
    でも、すでに販売終了らしい。悲しい。

    ところで昨日の続きであるが、すいません、わたくし見栄をはっておりました。
    まだレベル2でした。
    本当は、いちご100%と現実の区別もつきません。
    ダンディなわたくしも、恋愛に関してはまだまだ中級者ということです。
    中級かよ!
    と標準語でなじるように突っ込んでいただければ幸いです。

    寝室のスピーカーの間隔をどうしても広げたくなってきた。
    いまの位置だと、画面にかなり近づかないと音の広がりがしょぼくなってしまうのだ。
    せっかくそこそこなアンプを使っているので、ちょっと気になる。
    部屋の本棚を隣に移動したりとか、いろいろせねばならぬ。
    このやたらでっかい本棚を、我が自力で移動か……。
    想像しただけで脳内が「コンピュータの電源を切る」の灰色画面になる虚弱体質のわたくし。
    しかし、部屋の模様替えの構想を練ってる時ってのも、やたら楽しいんですよね。
    小説の構想の方は練らないのだろうか。

    って、そろそろ新作が出ますよ。
    たぶん。
    最近ようやくスランプから抜け出せました。

■ 2005/08/21
    テレレレッテッテッテーン!
    わたくしは恋愛レベルが3にあがった!
    ちなみに、レベル3とは、
    「空が晴れていて心の按配がいい時なら、theかぼちゃワインと現実の区別がつく」
    という水準のレベルである。
    これがレベル4になると、なんとあだち充のラブコメと現実が区別できるようになるそうである。
    いまのぼくからは想像もつかないが、まったく恐るべき恋愛能力である。
    で、どのようなイベントをこなしてレベルアップをしたのかというと……
    以下次回。

■ 2005/08/16
    ダッシュ文庫のサイトにあるリレーエッセイってとこに原稿を書きました。
    創作者としての魂の叫びを十全に表現してみました。
    おパンツ氏の有りようについても華麗に表現してみました。
    ただ問題は、明らかに他の作家さんのエッセイから浮いてしまってることです。
    まるで会社員時代のぼくのようです。

■ 2005/08/14
    しばらく外食ばかりだったため、冷蔵庫の中でタマネギが腐っていた。
    ちょっと引くぐらいの腐りっぷりですよ。
    んもう、お腐られていらっしゃる、と言いたくなるほどの腐りっぷりですよ。
    冷蔵庫の臭いが取れない……。

    コンビニから帰ってきたら、玄関のとこに見知らぬ人物がいた。
    新聞の勧誘員だった。
    玄関のドアを開け、身体をいっぱいに伸ばして部屋を覗き込んでいた。
    で、急に後ろから声がかかったので焦ったらしく、
    「あっ、ど、どうも、いらっしゃいませ!」
    と言った。
    ネタのような実話。
    あやうくヨガファイヤーとか出しそうになりました。

    しかし、うちのマンションはオートロックなのに、新聞の勧誘員だけは当たり前のように中に入ってくるのですよ。
    しかも、勧誘の来訪数が尋常ではないです。
    隠者のぼくが家を出入りする回数よりも多いような気がします。
    なんとかならないもんですかね。
    なんともなりませんかね。

■ 2005/08/07
    わたくし先日、ほんとに死にかけていた。
    というか、死んだと思った。
    朝起きたら、なんだかよくわからないドロッとした液体が額から滴っていたのであった。
    が、
    「うわっ! 血!?」
    と思って電気をつけてみると、それは透明な液だった。
    もう100%、
    (うわー、絶対これ脳の汁だ……)
    と思った。
    なんかの拍子で頭が割れて、脳髄かなんかの液が漏れだしたのに違いないと思ったのだった。実話。
    痛みがまったくなかったので、脳のどこかがすでにやられているのだろうと考えていた。
    で、その時、一瞬
    (あーでも、痛い思いせずにこの世とおさらばできるのはラッキーかも)
    と思った自分に引いた。

    が、ややあって謎はすべて解けた。
    寝場所の近くにテーブルがあって、そこに岩塩のライトを置いているのだが、それが原因だった。
    なんと、湿気のために岩塩が溶け出し、それが台からあふれてぼくの頭に滴り落ちていたのであった。
    ほんと日本の湿気ってすごい。たぶんコップ数杯分ぐらいあった。
    それにしても手強い謎だった。
    これほど難しい謎に直面したのは、「安田大サーカスの太った人の頬にある黒い部分は何なのか」以来のことだ。

■ 2005/07/29
    あー、なんというかもう、いやはやさすがは太陽氏まったく絶好調ですな、などとおもねりたくなるほど暑いのですよ。
    なんなんだ、この暑さは。
    つい最近、やる気あんのかとか太陽に突っ込んでた気がするのに。
    まさに、男子三日会わざれば刮目してみよ、みたいな話。

    ところで、ドラゴン桜が面白すぎる。
    あまりにも面白いので、ぼくも来年あたり大学受験してみようかなー、みたいなことを冗談で人に話していた。
    が、だんだんこれがいいアイデアのように思えてきた。
    友達もあらかた結婚して、たまに上京した時しか人間と会話をしない生活を改められる気がしたのであった。
    実際、こんなに口を動かさないと、正直脳の老化がやばい。

    例えばお年寄りのインタビューで、普段から会話している人は流暢なんだけど、そうじゃない人だと受け答えがすごく遅かったりトンチンカンだったりする様子を見かけますよね。
    なんかぼくも、その自覚症状が出てきてるのであった。
    人の話が素早く理解できなかったり、トンチンカンなことを答えたりしてしまうのであった。
    きのう大学時代の友人と飲んでた時に訊いてみたのだが、
    「あー、そういや確かに、話すの遅くなったかもしらんなー」
    と言われたのであった。
    怖ろしい。
    冗談ぬきで、人との会話を増やさねばならぬ。
    というわけで、大学入ってみるか、ということなのであった。
    話す速度というのは言葉が出てくる速度なので、執筆速度にも繋がってくるだろうし。
    しゃべる脳を鍛えて、太陽氏のように社内の女の子から
    「太陽さん最近変わったよねー」
    みたいに噂されるようになりたいもんである。
    我ながら、33才にして驚くほどちんまい目標である。

    なんにせよ、ほんとに来年再来年あたりどっか大学に入ろうかなーと思ってます。
    どこの大学かは決めてません。首都圏かなあ。
    お金をあまり消費したくないので、国公立で。
    理系は飽きたので文系。
    ウチのゼミやサークルは面白いですよ、ってなのがあったら教えてください。
    知ってる人がいると入りやすいので。
    などと、さらに人間としてしょぼいことを書いている。

■ 2005/07/24
    反逆のカリスマとして知られるわたくし、今日も反逆した。
    ファミレスのトイレがウォシュレットじゃなかったため、トイレの紙を1メートル以上も消費してやった。
    まさに反逆のカリスマ。
    しかもさらには、インスタントラーメンのスープの袋が、「こちら側のどこからでも開きます」と書いてあるにもかかわらず何をどうしても開かなくてクニュっとなってしまうため、怒りにまかせてスープの袋をゴミ箱に投げ捨て、お湯と具だけで食べてやる始末。
    まさに反逆のカリスマ。
    これほど器のでかい悪を重ねていると、体験記でノンフィクション作家として著名になる日も近い。

    ところで最近、(↓)が猛烈に欲しい。欲しすぎて死ぬ。

    今年出たヤマハの電動バイク。

    自宅の玄関とかに飾ってても可愛いかも。
    こんなのに乗ってたらママチャリ撲滅委員会の某編集者に射殺されそうだが、可愛いものは仕方がない。
    それにこの可愛さっぷり、間違いなく悪のカリスマにはぴったりな乗り物。

■ 2005/07/18
    悪のエリートとして知られるわたくし、今日も悪事を働いた。
    スーパーで豆腐を買ったのだが、手前のよりも奥のやつのほうが賞味期限が長いのを見破り、奥に置かれた商品を引っ張り出して購入してやった。
    さすがは悪のエリート。
    しかもさらには、近くのATMをおばちゃんが20分占拠している状況に出くわし、
    「テトリスでもやってるんですか」
    と実に皮肉っぽく、心の中でひそかに突っ込んでみせる始末。
    さすがは悪のエリート。

■ 2005/07/10
    わたくし、事故チュウを断念した。
    事故チュウとは、以前にも述べたが、曲がり角などで正面衝突をした際に誤ってチュウをしてしまう現象のことなのであった。
    そしてこれも以前に述べたことだが、量子論的立場から見ればこの現象も確率がゼロではない、と言えるのであった。
    しかしながら、三十数年のあいだ曲がり角をこなしてきたにもかかわらず、どういうわけかいまだに事故チュウが発生していないのであった。
    一日に曲がり角をこなした回数を10回程度としても、これまでの三十数年ですでにそれは天文学的数字に達しているはずであった。
    これはもう、確率的にありえないことなのであった。
    つまり、他にまだ考慮されていない要素か、あるいはなんらかの意志があると考えざるをえないわけであった。
    ちょっと記憶が曖昧なのではっきりとは語れないことだが、だいたい、わたくしの身にチュウが発生したのは、確か40年前に雌カマキリに頭から囓られたのが最後かもしれぬわけであった。
    まったく、ぼくの身にここまでチュウが発生しないのは、やはり何かの原因がある筈であった。
    つまり、このまま事故チュウに張り続けるのは危険というわけであった。
    ギャンブルというのは見切り時が肝心、というわけであった。
    アカギなみのこの怜悧な判断力、皆さんにも見習っていただきたいものである。
    ところで、こんなことを喜々として書いているぼくはどうかと思えてきたわけである。
    ハマーン・カーンの髪型なみにどうかしているのではないかとまで思えてきたわけである。
    あ、Zガンダムの映画版見た。
    懐かしかった。
    カミーユがずいぶんまともな性格になってました。

■ 2005/07/05
    今日、ぼくは自らの手で、もの凄い裏技を発見してしまった。
    こんなところで公表したら、あるいはぼくは当局の手によって消されてしまうかもしれない。
    それほどの裏法則である。
    しかし、あえてわたくしは、勇気をもって皆さんに伝えたいと思う。
    その裏技、
    「エレベーターの階数ボタンを間違って押したときは、そのボタンを連打するとキャンセルできる」

    自宅マンションのエレベーターに乗っててこれに気づいた時は、我ながらほんとに目を疑った。
    まさに驚くべき新事実と言えよう。
    ただ、さらに一つ驚くべきなのは、仏のような人格者として知られるぼくも、エレベーターの階数を間違って押した時は、苛立ってそのボタンを連打してしまう、というその事実だ。

■ 2005/06/29
    天羽さんから「MUSICAL BATON」を回されたので、記述してみます。

    参考URL:
    http://kotonoha.main.jp/2005/06/14musical-baton.html

    ただ、わたくしの好みは以前にも述べたとおり、クッサクサの漢センチメンタルなわけです。
    女性には超引かれそうな気がしたので、そのへんのマッチョセンチな作品は避けてみることにしました。

    ■ 今パソコンに入ってる音楽ファイルの容量

    3GBぐらい。
    プログレハードとメタルばっかしです。

    ■ 最後に買ったCD

    SHADOW GALLERY「ROOM V」
     4年に一度しかアルバムを出さないこち亀の日暮さんのようなバンドの新譜が先月出ました。
     日本版も今月出たので、両方買いました。
     毎回、両方買ってます。それぐらいファンです。

    ■ 今聴いている曲

    黛敏郎「涅槃交響曲」
     いま仏教世界を下敷きにした大きい話を構想してるとこなんですが、それを考えてるときによく流してます。
     第2楽章の「首楞厳神咒」が超かっこいいです。
     な〜む〜ぼ〜ぎゃ〜ぼ〜てぃ〜〜。

    ■ よく聴く曲、または自分にとって特に思い入れのある5曲

    SHADOW GALLERY「CLIFFHANGER」
     傑作「CURVED IN STONE」の一曲目です。
     プログレハードばかり聴くようになったきっかけになりました。
     はじめて聴いたときは、世の中にはこんな音楽があるのかとびびりました。

    DREAM THEATER「CHANGE OF SEASONS」
     最後あたりの、同じフレーズをお経のごとくたたみかけるとこが好きすぎて、なんども巻き戻してしまいます。

    フォーレ「レクイエム」(コルボ指揮)
     この曲を聴くと、レクイエムばかり聴いてなんとか生き長らえていた学生時代を思い出して、みぞおちのあたりがギュッてなります。

    安全地帯「行かないで」
     単発ドラマの主題歌なので、どのアルバムにも入ってません。
     でも好きです。
     十代の頃は安全地帯の大ファンでした。昔の安全地帯の曲はみんな好きです。
     
    ムラヴィンスキー指揮のブラームス4番・ショスタコ5番
     氷を鑿で削るような怜悧な指揮をするムラヴィンスキーが好きすぎるため、うちの寝室の壁にはムラヴィンスキーのポストカードがいっぱい貼ってあります。 ちなみに、遊びに来た人には100%引かれます。

    ■5人の人につなぐ

    5人も知り合いがいないのであった。
    困った。

■ 2005/06/26
    そういえば集英社の新社屋のトイレがすごかった。
    自動で便座が開閉されるのも驚きだったが、何より印象に残ったのはシャワートイレだった。
    なんかシャワーに高い周波の振動が加味されていて、おしりが烈しく心地いいのだった。
    ずっと座り仕事をしてると、おしりは意外に疲労するものなのだが、その疲れがブルブルした振動によりたいそう癒されるのだった。
    そのため、仕事に行き詰まってはおしりを洗い、おしりを洗っては仕事に行き詰まりとしていた。
    一日あたり10回ぐらいはおしりを洗ったと思う。
    思うに、まず間違いなく、あの社屋の中ではぼくが一番おしりの美しい人間だったろう。
    いますぐパーティに出席しても恥ずかしくない、魅惑のおしりである。
    ただ残念なのは、いくらおしりがきれいでも仕事の進みにはいまいち関係がないということだ。

■ 2005/06/25
    しばらく上京していた。
    半自主缶詰というやつであった。
    これは、呼び出されて原稿を書くのだけどホテル代その他は自分持ち、というまさに地獄のフルコースなのであった。
    わたくしは、自ら望んでこのコースを申し出たのであった。
    なぜなら、もう一年も仕事をほったらかしにしているためであった。
    あと、これでも罪悪感は持っているのですよ、と十全にアッピールするためであった。
    フフ……。エンジェルにも邪心はあるということですよ……。

    ところで、例によって某美少女編集者のすごい暴言が、あまた聞かれた。
    この人は、常に何かに対して激昂していてじつに面白い。
    しかし、ここに書くのは差し障りがあるので、これ以上は触れないでおこう。
    関係ない話だが、編集部の入り口には押して入るドアがあるのだが、この人は間違えて引いて入ろうとしてドコッってなってた。
    で、ふと、とるこ日記の面々がうちに泊まりに来たとき、ぼくもマンションの入り口でまったく同じ失敗をしたのを思い出した。
    「毎日入ってるのになんで間違えるんですか!」
    と耳から血が出るほどマツバラさんらに突っ込まれたことが脳裏をよぎった。
    いまや、「炎の転校生」にあった名言、
    「心に棚を作れ!」
    を実行する機が満ちたのを、わたくしは知った。
    で、
    「いつも入ってるドアの開け方も憶えられないんですね。着実に老化してますね」
    と某美少女編集者に突っ込んでおいた。
    3発殴られた(やや嘘)。
    あと、ビールのお酌とかさせられた(実話)。

■ 2005/06/18
    前回の後、「続きを」というメイルをいくつかいただいたので、ちょっとだけ。
    ほんとちょいとだけですけど。
    かいつまんで言うと、
    「登場人物がひとりでに動いて物語を作っていく」
    という書き方と、
    「作劇術のような理論にあてはめて物語を築いていく」
    という書き方は、よく対極にあるものとして語られるけれど、作劇術という「方法」も意味を表すための言葉の法則(文法)の一種であると考えるなら、両者を完全に分離して把握するのは何かと遠回りなのかもしれないなー、
    ということを思ったのだった。

    ただ、この先はちょっと感覚的になってしまうのと、書く姿勢がどうのこうのということは読者には関係なくて、できあがったモノが面白いかどうかのみが読む人には大事なはずなので、書かない方がいいなと思ったのだった。

    ところでおそろしく関係ない話なのだけど、CSの時代劇専門チャンネルのキャッチコピーが妙に面白かった。
    話が唐突ですみません。
    そのキャッチコピー、

    「ちょんまげ見るなら、このチャンネル」

    ちょんまげを見るためのチャンネルだったのか……。
    コンセプト斬新。

■ 2005/06/12
    言葉と思考の関わり合いというのが結構面白くて、普通は、
    「まず人間の思考があって、それを表現するために言葉というものが使われる」
    とみなすのが一般的な感覚だと思うんですが、現代哲学では、
    「まず言葉があって、人間の思考はその言葉によって規定・制限される」
    ってなのが主流なのですね。
    となると、言葉の発生について考えるのが面白くなってきます。
    思考が言葉に制限されるのなら、必然的に、言葉の発生が人間の想像力の発生に繋がった、という考えるのが自然になってくるわけです。
    正確には、文法構造を持った言語ですね。

    「寒い」とか「走れ!」とか「危険!」とかみたいに、単語のみを使った言葉というのは、人がサルだった時代にすでに存在していたでしょう。
    そこから「木を運ぶ」のように他動詞が発明されたりすることで、組み合わせによる構造が生まれたわけです。
    思うに、この「組み合わせ」の発生は、じつは相当重大な変化なのです。
    なぜかというと、単語一つだけだと「実際にあるもの」しか表現できないのですね。
    しかし、「組み合わせ」があることによって、「ありえないもの」を頭の中で作り出すことがことができるのですよ。
    たとえば、
    「寒い木が走って危険を運ぶ」
    ってなカンジで。
    実際には存在しないものを、言葉が頭の中に形成するわけです。
    ありえないものを頭の中に作る力というのは、つまるところ想像力です。
    つまり、言葉が発生したことによって想像力が発生した、と考えられるわけです。
    想像する思考があって言葉ができたのではなく、言葉が生まれたことで想像という思考ができるようになった、ということです。
    となると、物語もそのあたりで生まれたのでは、とか。

    で、小説にはそれ自体が持っている運動というものがあるのですが、そのへんに考えが繋がったりしたのでした。
    「言葉から生まれる動きがまずあって、そこから物語が生まれる」という作り方と「作劇法を適用して物語の形状を作り上げていく」という作り方の関わり合いについてなんですが、いま書きながらふいに、こんな長話を誰が興味を持って読むんじゃポケという心の声が聞こえてきたためこのへんで唐突に終了。

■ 2005/06/10
    液晶テレビを買ったので、AVアンプも購入してみた。
    それはいいのだが、問題はリモコンであった。
    ありていに言って今のテレビ部屋、明らかにボタンが多すぎだ。
    テレビ、アンプ、DVDレコーダー、ケーブルテレビの装置、ビデオデッキのそれぞれにリモコンがあり、なおかつそれぞれのリモコンに50個ぐらいのボタンがある。
    つまり、余裕で200個以上のボタンがこの部屋にはあるのであった。
    こんなにもボタンが存在する部屋が他にあるだろうか。
    ヨミの秘密基地でもこんなにない。
    思うに一つぐらいは、小泉首相の頭のてっぺんからヒマワリが生えるボタンとかグラビアアイドルが窃盗経験をうっかり告白するボタンとかたぶんある。
    きっとある。
    というかヨミって例えが古すぎる。

    2時頃モスで昼食を食べながら、文法の発生と想像力の発生の関わり合いなんかについてあれこれ考えてた。
    で、ふと気づくと夜になってた。
    もう仕事をするのがめんどくさくなったので、スーパーで焼酎を購入してそのまま帰宅。
    我ながら自分の勤勉さには感心する。

■ 2005/06/03
    先日、わたくしの前を歩いている女の人が、たぶんわたくしの存在に気づかぬまま、小さい声で何かの曲を歌っていた。
    そのメロディが何だったのかどうしても思い出せなかったのだが、ずっと前に録画したビデオを見ていて、偶然に判明した。

    今日も〜運ぶ・戦う・増える・そして食べ〜ら〜れる〜♪
    でも〜私たち愛してくれとは言わ〜ないよ〜♪

    あやうくその女の人を好きになりそうになった。

■ 2005/05/30
    そういえばちょっと前に、37インチの液晶テレビを買いました。
    一年前は60万円だった機種が30万円弱まで値下がりしてたので、衝動買いしてしまいました。
    それにしても、37インチはすごいですよ。
    バイオハザードのゾンビとか、顔がアップになると実物大です。
    毎日、テレビを磨いてすごしてますよ。
    以前誰だったかが日記で「大型テレビを眼鏡拭きで磨いてばかりいる」みたいなことを書いてて、
    「この人物はなんてダメな人間なんだ。こういう人間にだけは絶対ならないぞ」
    と考えたことを思い出しました。
    あれはいったい誰だったでしょうか。
    これもテレビの魔力というやつでしょうか。

■ 2005/05/28
    いよいよダービーですな。
    競馬に興味のない人も、今年だけは見ておいた方がいいかもですよ。
    後々に伝説として語られるレースになるかもしれません。
    いや、多分なるでしょう。
    どんな分野であれ、伝説が生まれる瞬間に立ち会えるなんて、滅多にないことですよ!
    それにしても、ディープインパクトという馬は、競馬観戦歴20年のわたくしも、これまでに見たことのないようなすごいヤツです。ルドルフを超えたかもしれません。
    皐月賞、スタートで躓いて5馬身も遅れておきながら、涼しい顔で3馬身近くちぎって勝つなんて、もう見ていて身震いですよ。ほんと鳥肌がぞわっと来ましたよ。
    あんなのほんと見たことない。

    でも、このディープインパクト、ここまで超越的に強いわりに、身体はめちゃくちゃ小さいし、目もくりっとしていて女の子のような顔をしているんですよね。
    最強の力を持っているのに、見た目は女の子みたいな美少年。
    こりゃもう、完全にライトノベルの主人公ですよ。
    妄想が爆発状態ですよ。
    光速でそんな結びつけ方をしてしまうわたくしは、人生が腐敗していますか。

    ところで、CSのフジテレビ739でやってる武豊TVというのが面白いです。
    自分が騎乗したレースについて、武豊が騎手の視点から詳しく解説してくれる番組です。これがまた、その道の熟練者が持つ技術の面白み、というプロジェクトX的な愉しさがあって見逃せないのです。
    「Aな作戦でレースを始めたのでBではCという意図をもってDの位置にいたのだがEの時点でFという駆け引きを行った結果Gという勝負のあやが生じたためHという決断をしIという技術を使ってJな成果に導くことができた」
    みたいなカンジで。
    「牝馬は口もとが敏感なので、手綱の扱いには繊細さが要求される」
    といったような技術的な話は漢として燃えますよ。
    前にも書きましたが、アスリートにしろ町工場の職人にしろ、何かをなすための高度な技術というのは、話を聞いててほんとに面白いです。
    ぼくもそういう熟練技術を持っているだろうかと考えます。
    自慢できるのは、どんなことでも妄想に結びつけられる能力ぐらいでしょうか。
    そんなことを自慢しようと考える時点で、頭がどうかしているでしょうか。

■ 2005/05/25
    先日、とるこ日記に登場した面々がウチに遊びにきた。
    友だちが家に遊びにくるというような楽しいイベントは、わたくしにとって3年に一度あるかないかというほどの一大事である。
    当然、準備にも万全を期したいところである。
    で、ここで問題となったのは、我が家の有りようであった。
    ウチは、バイクのフィギュアが棚に並んでいたりメタルやプロレスのポートレートが飾ってあったりする一方、風呂場にはリンスもドライヤーもない、といういわゆるオタク仕様の態をなしている。
    ここはひとつ、そういうものを撤去してオシャレな独身生活を演出してみるか、と考えてみた。
    しかしながら、わたくしふと、美味しんぼの海原雄山が、
    「無理に飾ったりせず、ありのままの自分の姿を差し出すのが本物のもてなしというものなのだ」
    と語っていたのを思い出した。
    わたくし、海原先生のおっしゃる通り、ありのままの己を差し出すことを決断した。
    結果──
    我が家を訪れた面々、寝室の壁一面に貼られた仏像のポスターを見て、皆が気まずい顔で沈黙した。
    ありのままもまた善し悪しという話である。

    ところで今回ひとつ印象に残ったのは、湿ったシャツから聞いた
    「カメラを横方向に回転させて撮るときに、観客を3D酔いさせない技法」
    などの映画の作り方に関する話だった。
    何かを実現するために必要となる何らかの技法・技術というものは、どこか漢を燃えさせる部分がある。
    小説にもそうした技法は確かにあるが、それは多分に感覚的なものを含んでいて、AをBするためにCをDだけ動かす、というような定量的なものではないため、職人的・プロジェクトX的に燃えるものにはイマイチ欠ける。
    このあたり、作家は自分の職業に確固たる誇りを持ちにくい要因ともなっているのかもしれぬ、ということを考えてみた。

■ 2005/05/19
    とるこ日記でも書いたんですが(たぶん掲載はずっと後になると思いますが)、この時期花粉症なんですよ。
    超花粉症なんですよ。
    年々ひどくなる症状にあわせて、意味なく繰り返してみました。
    それにしてもほんと、花粉症になるとなんにもやる気なくなりますね。
    もう、仕事をやる気力も、日記を書こうという気力も、気にくわないやつの名前をデスノートに記述しようという気力も、ぜんぶ喪失ですよ。
    まったく、なんとかならんもんなのか。

■ 2005/05/09
    またちょっと増やしてみた。
    でも、これはジョーク企画なので、もうすぐ元に戻しますよ。
    人気取りとか思われるのもなんですしな。
    まあ、大した画像は一枚もないので、あまり更新ボタン連打とかはしないでおいてくだされ。

    そういえば、ここ一年トップに新作へのリンクを追加してない気がしますな。
    こんなことでいいんでしょうか。
    まあ、期待に押しつぶされるような事態にはないので、スローペースながら地道に仕事は進めてます。
    って、目立たずひそやかに書いた方がうまく書けるというのは、プロとしていかがなものか。どうなのか。
    って、よくないに決まってるだろ、と心の中の天使に突っ込まれがち。
    まあいいや。

■ 2005/05/07
    意味もなくトップ画像を20枚に増やしてみた。
    むやみに。
    とるこ写真いっぱい余ってますしな。
    ただし、ぼくが入ってる写真は使わないのであしからず。
    あ、でも何枚か「湿ったを探せ」みたいな画像がある。
    当たり画像とでも思ってください。
    ちなみに、当たった方にはもれなく不幸が訪れます。

■ 2005/05/06
    トップページ、間違って以前のバージョンをアップロードしてしまってました。
    訂正するついでに、トップの写真が訪問する度に変わるような仕掛けにしてみました。
    つまり、それでヒット数を増やして、あたかも人気サイトであるかのようなフリをしようという考えです。
    ちなみに、画像はぜんぶで11枚あります。

■ 2005/05/05
    CSのグリーンチャンネル(競馬専門チャンネル)で深夜、翌日の重賞を紹介する番組をやっているのだが、これが妙に面白い。
    エドウマ先生という馬のぬいぐるみが、威勢のいい江戸弁で解説してくれるのだ。
    この解説っぷりがヘンに面白いのであった。
    ぬいぐるみがアシスタントの女の子相手にキップ良く話しているさまが、やたらとツボなのであった。
    例を挙げると、下のような感じ。
    「あー、先週はよォ、万券二つも当てたってェのに、最終的にはマイナスだぜ。やってらんねェよ!」
    「先生、仕事の方をまじめにしないとダメですねー」
    「ああ、近頃はもう、マジで馬車馬のように働いてるぜ!(馬なのに)」
    とか、
    「そりゃ確かに競馬はロマンだがよォ、馬券はそんな甘くねェんだ!」
    「おー、先生、クールですねー」
    「当たりめェだろ! クールでドライがオレのウリなんだ!」
    「先生は、ビールもドライなんですよね」
    「ああ、オレァ、クリーニングだってドライだぜ!(馬なのに)」
    とか
    「オレァ、この馬券自腹で買ったんだよ! 負けたらまたギャラが減っちまうよ……」
    「でも先生、これ当たったらスゴイことになりますよ」
    「まーな! そん時ァリサ、オメエに家買ってやるよ家!(馬なのに)」
    とか。
    個人的にツボすぎる。
    というのも、じつはわたくし、「小さくて自分では何もできないキャラクタが、やたら威張っていて微笑ましい」というのにツボを持っている。ぼくの小説を読んでいる方は薄々気づいているかもしれないが。
    もしや母性本能ですか。
    なんにしろ、ヘンなところにツボを持っている。
    これはあれですか、サウザーと同じく、破孔が左右逆に位置した覇王の肉体ということですか。

■ 2005/05/02
    唐突にお笑いブームに乗ってみようと考えてみる。
    ためしに、わたくしの日常生活を記述。

    金魚と♪ 朝まで♪ 会話する♪
    あるある探検隊……。あるある探検隊……。
    レジで♪ 他人に♪ 睨まれる♪
    あるある探検隊……。あるある探検隊……。
    七輪♪ 買って♪ 人呼ばれる♪
    あるある探検隊……。あるある探検隊……。
    シャワーで♪ 股間を♪ 火傷する♪
    あるある探検隊……。あるある探検隊……。
    トイレの♪ フタとも♪ 会話する♪
    あるある探検隊……。あるある探検隊……。

    やはり今ひとつブームに乗り切れずにいる。

■ 2005/04/29
    今日気づきました。
    学生時代も含め、ここ15年でぼくが学んだ中で最も大切なことは、
    「ぶた肉を入れずに焼きそばを作るとおいしくない」
    ということでした。
    そんなぼくが小説なんて書いてていいんでしょうか。
    それにしても、ぶたの脂が焼きそばにとってあんなに重要なものだったとは思いませんでした。
    ジーク・ぶた脂! ジーク・ぶた脂!
    と言わざるをえません。

■ 2005/04/24
    前回の、ドアノブが弱そうな名前で損をしているという話について、
    「ド・アノブと読むと威厳が増すのではないでしょうか。むしろ、こちらの方が正式な呼び方なのかもしれません」
    という意見をいただいた。
    わたくし目から鱗であった。
    しかも、「ド・」ということは、バロンとかボンジューヌとかそういう人なのに違いないわけであった。
    水戸黄門の印籠を見せられたような気分であった。
    それはさておき、なんか弱そうな名前というのは他にも結構ある。
    めんつゆとか。
    アンメルツヨコヨコとか。
    そんな名前に生まれてこなくてよかった。
    名前は親が決めるものなので、可能性はないわけではないのだ。
    日本人一億数千万もいれば、一人ぐらいはヒゲソリマケとか名付けられてる人もいるはずである。
    そういう人に会った時は、「ヒ・ゲソリマケと読むことで威厳が増しますよ」と勇気づけてあげることを忘れないようにしたいと思う。

■ 2005/04/22
    わたくし、ドアノブをなめていた。
    心からお詫びせねばならぬと痛感している。
    というのも、脱衣場に入る扉のドアノブが唐突にもげた。
    正直、扉にノブがないというだけで、これだけ生活が不便になるとは思いもしてなかった。
    しかもドアノブ、想像以上にずっしりとした重みがあった。
    果たしている責務の重大さから考えても、作家なんぞよりもよっぽど「先生」という敬称に相応しいはずなのであった。
    が、そんなドアノブ先生への評価は、世間的にあまりに低い。
    だいたい、「ドアノブ」という名前が良くないのだと思う。
    たとえば、オリンピックの陸上競技あたりを想像してもらいたい。

    1コース カール・ルイス
    2コース モーリス・グリーン
    3コース ベン・ジョンソン
    4コース ドアノブ

    どう見ても4コースは優勝しそうにないわけである。
    めちゃくちゃ弱そうである。
    名前一つを理由に、人々から不当になめられているドアノブ。
    これからはぼくだけでも、いつも心にドアノブを想いながら生きていきたい。

■ 2005/04/20
    三日ほど前、ダッシュ文庫の美少女編集者が唐突に家の近くまで来ていた。
    そして深夜2時頃まで6時間ぐらい、赤ら顔で説教をして去っていった。
    江戸弁で、
    「あたしァ、サドなんですよ! サドなんです!」
    と、わけのわからないことを焼酎をかっくらいながら訴えていた。
    面白すぎた。
    昨日わたくしは、自分は男の中の男かもしれぬ、と記述していたが、これはお詫びして訂正せねばならぬ。
    もっと漢な人物が身近に存在していた。
    そういえば関係ないが、わたくし6時間以上も人と会話をしたのは、5年ほど前、近所の川縁で一人でビールを飲んでいたら、坊さんらしき人物に深夜まで説法された時以来のことであった。
    そういう星の下に生まれついているのか?
    それもまたよし。

    漢センチメンタリズム、意外に反響があった。
    いろいろメイルをいただいた。
    そんなわけで、わたくしの漢センチメンタルコレクションを、さらに面陳してみる。

    ZX-7R
    マーラーの「第九」
    メガドライブのアドバンスド大戦略
    熊本城
    オネゲルの「パシフィック231」
    走れメロス
    IBMのTHINKPAD
    池上遼一のサンクチュアリ
    興福寺の阿修羅像
    燃えよドラゴンとドラゴンへの道
    ベン・ハー

    ……いい加減、このぐらいにしておこう。